「知」の結集 ゆびすいコラム

2015.03.18

花見とお酒

 嵐のような確定申告時期もようやく終わり、今年も清々しい気持ちで春を迎えることができるようになりました。春と言えば、花見。そこで今回は、花見とお酒に関する話をしたいと思います。

大阪では桜名所100選に選ばれている花見スポットが3つあります。一つ目は、大阪城公園。二つ目は造幣局。三つ目は、万博記念公園です。開花予測については3月下旬から4月中旬となっています。

私は今年で大阪生活10年目になりますが、今まで一度も花見に行ったことがありません。そのため、今年こそは桜名所100選のどこかで花見をしようと思います。

花見と言えば欠かせないのが缶ビール。本日(3/18)のAmazon調べでの人気1位は、ビール部門でスーパードライ(1缶192円)。発泡酒部門で、淡麗グリーンラベル(1缶124円)。第三のビール部門で、金麦(1缶104円)となっています。個人的には、第三のビールの金麦「琥珀のくつろぎ」がお勧めです。通常のビールと黒ビールのハーフ&ハーフのような味で非常に上品でおいしいです。

最後にプチ情報として、お酒には2つの税金が課税されています。

一つ目は、消費税の8%。二つ目は、酒税です。

酒税はアルコール度数などで異なりますが、350mlの缶ビールを例にすると酒税額はビール77円、発泡酒47円、第三のビール28円となります。この税額は、昨年の暮れに、税額の格差が各ビールの販売数量に大きな影響を与えてしまっていることが問題とされ、全体のビールに対する酒税を55円に統一しようとする動きがありました。

第三のビールをこよなく愛する私には辛い話です。

また、消費税と酒税を合わせると、税金負担はなんとビール192円に対し92円。発泡酒124円に対し57円。第三種のビール104円に対し36円となっています。因みにこの税金負担は、米国の10倍、ビールを「国民の飲み物」と考えるドイツと比べると17倍とも言われています。

ビール好きの私のような人のためにもぜひともビールに対する税負担の軽減を…  ただし、お酒の飲みすぎには十分注意しましょう。

西村将人