「知」の結集 ゆびすいコラム

2015.07.27

ハラスメント

7/9から某テレビ局でハラスメントに関するドラマが始まりました。

昨今、テレビや新聞等などを通して「○○ハラスメント(=○○ハ ラ)」という言葉と出会う機会が多くなったのではないでしょうか。

セクシャル・ハラスメント(セクハラ)やパワーハラスメント(パ ワハラ)は有名どころですが、「○○ハラスメント」という言葉は 30種類以上もあるそうです。

その中でも職場関係におけるハラスメントをいくつか挙げてみます。

①マタニティ・ハラスメント(マタハラ) 妊娠や出産を控えた者、経験者に対する嫌がらせ。

職場において上司や同僚から退職を迫られるなど不当な扱いを 受けるなど。

②モラル・ハラスメント(モラハラ) 個人の常識や社会的モラルを他人の意に反して強要すること。

言葉や態度による暴力的行為。

③ブラッドタイプ・ハラスメント(ブラハラ) 血液型といった不確定要素に基づいた、その者への不当な判断や言動。

④アルコール・ハラスメント(アルハラ) アルコール飲料に関する迷惑行為やその場における嫌がらせ。

⑤エイジ・ハラスメント(エイハラ) 年齢による偏見や嫌がらせ。

⑥ソーシャルメディア・ハラスメント(ソーハラ) SNSに関連した職場関係による嫌がらせ。

本人の意思に反するSNS活動の強要など。

⑦エアー・ハラスメント(エアハラ) 特定の者を不特定多数の前で意図的に陥れるために、場の雰 囲気を極端に悪くすること。

働き方の多様化や世代間での価値観の相違などにより、ハラ スメントも多様化しています。

こうしたハラスメントにより、精神疾患を発症し、労災認定 されている案件も年々増加しています。

何気ない一言で相手を傷つけていないか、ほんの少し考えて みてはいかがでしょうか。

今年も猛暑が続いています。

水分補給とともに汗をかいた後の処理にもお気をつけ下さい。

スメル・ハラスメント(香水や体臭により周りに不快感を与 えること) 今日も気をつけて外出してきます。

山内 洋佑