「知」の結集 ゆびすいコラム

2016.01.11

学校法人会計 Q3)                        修繕費になる場合と固定資産になる場合の違いがわかりません。 

 A3)

建物等を修理した、あるいは備品等を購入した場合等に固定資産とするか経費として処理するかは、各学園の経理規程等に従うこととなりますが、一般的に既存の固定資産の原状を維持または回復するための費用は、修繕費として処理します。具体的には建物や壁等の塗替や防水、建物等の移設に要する費用は修繕費となります。また既存の固定資産の使用可能期間を延長したりその価額(価値)を増加させた場合には、その金額は固定資産として処理します。具体例としては増築・拡張や用途変更、または設備等の性能を高めるための支出などが該当します。