社会福祉法人設立(保育所の新規開園)

保育所の新規開園による社会福祉法人の設立をお考えの方

社会福祉法人を設立して保育園を経営しよう!そう決めてからの諸手続きは、思いのほか繁雑です。
保育園会計・労務・契約・登記実務の専門知識に精通したうえで、最新の諸法令に基づいた準備を行い、多種多様の書類を揃えないといけません。
ゆびすいグループでは、それぞれの専門家が連携し、開園までの諸手続きから開園後の法人事務管理に至るまで、トータルにサポートいたします。

指定管理者あるいは運営事業者になるための手続については、全国の自治体によりさまざまですが、ここでは運営事業者に決定し、新しく社会福祉法人を立ちあげた一例をご紹介します。

設立ための手続~A保育園の場合~

開園前々年度
4月

認可保育所整備相談票の提出
 どのような施設(保育園)を考えているか等の計画概要の検討をすることが肝要。

5月

施設整備相談
 開発・建築等を含む施設整備に係る相談を行う。

設立準備委員会
 設立趣旨・定款の承認。設立当初の役員の選任、寄附金及び設計管理契約について審議する。

7月 社会福祉法人設立認可等協議書の提出
8月 保育所設立計画書の提出
 協議書・計画書共に、開園の動機と理由・2年間の予算・事業・保育内容・苦情対応・衛生・安全対策・法人の役員などなど準備する項目や書類は、実に多岐にわたります。
9月 ヒアリング
 審査会に向けて所轄庁との打ち合わせ。疑問点や検討事項を直接確認します。
11月 審査会   
~事業の承認~
 承認を受けると、法人設立のための具体的な準備に入ります。
社会福祉法人設立にあたっては、資産と役員の確保が最重要!
開園前年度
4月 開発・建築確認手続き
5月 設立準備委員会開催
 法人の設立や保育園の設置等、必要事項について審議します。
6月 福祉医療機構融資等準備
7月

社会福祉法人設立認可申請書の提出
 社会福祉法人会計に基づいた予算、定款をはじめ就業規則などの諸規程、各種契約に関する書面をはじめ多種多様の添付書類が要求されます。

入札準備

8月

社会福祉法人設立認可
 まずは一連の手続のうち、第1段階クリアといったところ。

社会福祉法人設立登記とその届出
 ようやく法人の成立です。

運用財産(現金)寄附
 速やかに財産移転の手続を行います。

役員改選手続と変更登記
 法人設立後、遅滞なく役員を改選しなければなりません。

入札工事契約締結等・工事着工

12月 児童福祉施設設置認可申請書の提出
 法人設立認可申請の書類に加え、園地や園舎、職員に関する書類も添付します。
3月 児童福祉施設設置認可
開園年度
4月

事業開始
 保育所の開園です。開園式を盛大に行いました。

不動産所有権移転登記とその報告
 寄附者より寄附された園地の名義変更手続を行います。

定款変更手続
 新築した園舎を基本財産に組み入れる変更。届出手続を行います。

法務サービス