福岡ブログ

2018.11.20

~28~ 保育所利用調整指数

保育所利用調整指数という言葉を耳にする機会があるでしょうか?
 
認可保育所や子ども・子育て支援新制度で増加した保育施設(以下「保育所等」)を利用しようと考えている子育て世帯には当たり前の用語だと思いますが、保育所等への入園希望者が施設の年齢ごとの利用定員を上回った場合に保育所等に入園できる児童を決める数値です。
 
保護者の存在や就労状況など児童の生活環境に応じて指数が設定されていて、ひとり親家庭や共働き世帯といった、より保育の必要性が高い児童が優先されるようになっています。
 
抽選や先着順ではないことは公平性が高いのですが、自治体によって基準や指数のポイント配分が異なり複雑です。
 
また、計算された指数を基に保護者の希望や優先順位に応じた選考を行う必要があります。
 
従来はこの選考作業に膨大な時間がかかっていましたが、先日、富士通がこの作業をAIで行う業務支援ソフト提供開始のプレスリリースがありました。
 
優先順位に沿って可能な限り全員が高い希望を叶えられる千人規模の割り当てを数秒で行うことが可能ということです。
 
販売価格は個別見積もりとなっていますがいくらするのか気になりますね。
 
(垣脇 功)
 
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