売買、贈与、相続などの不動産登記や、設立、役員変更、合併など会社・法人登記を中心に、司法書士業務の幅広い分野に携わっています。

自分の経験が活かせたことによって、お客様に期待以上の安心感や満足感などを提供できたときにやりがいを感じます。

例えば、相続の相談対応では、人生でそう何度も経験することのない「相続」という事案に直面し、どこに何を相談してよいか分からず、何から始めたら良いのか悩み、まるで濃い霧の中にいるような感覚をお持ちの方が多くいます。

このような方々から相談を受けたときに、自らの経験を活かしてお客様の疑問や不安について道筋を立て、解決させていただけたときに、安堵の表情を見せて「肩の荷が下りてホッとした」と言っていただけることがあります。

お客様のこのような表情を見ることができたときや、手続き後に心から「お世話になりました」「ありがとうございました」と言っていただけることがあり、そのような時にこの仕事をやっていてよかったと思います。

お客様が私たち司法書士に仕事を依頼する場合、その仕事は司法書士の業務範囲だけで完結することもありますが、税務や労務関係の疑問をぶつけられることもよくあります。

例えば司法書士に依頼する典型的な仕事は売買、贈与、相続などの登記ですが、どれも税金の話を避けて通れません。
そのため、「ゆびすい」という社名を共有するグループ内にあらゆる専門家がいるということは、お客様にとってはもちろん、仕事に携わる私たちにとっても非常に心強いことです。

また、自分とは異なる分野の専門家と共に仕事をすることも多いので、自然と周辺業務に関する知識や人脈も身に付き、対応力を高めて成長を実感することができます。

そのようなところが「ゆびすい」で働くことの魅力だと感じています。

それが大きな案件でも小さな案件でも、成功した時であっても失敗した時であっても、仕事で何らかの初めての経験をした時に成長を感じます。
なぜなら、お客様に話をする時には、「以前こういうことがあったので・・・」という経験談が最も「刺さる」からです。

例えば、入社３年目か４年目で医療法人の設立手続きに初めて携わったときに、法律には書かれていないローカルルールのようなものの存在を知らずスムーズに進めることができなかったという経験をしましたが、それ以降はそういった存在を意識して進められるようになり、お客様に対してもそれを前提にアドバイスすることができるようになりました。

私たちが携わる仕事は、すべてが法律に書いてあるわけではなく、同じような案件でも全て違う案件なので、結局は「経験」がモノを言う＝日々成長していける仕事だと思っています。

どんな仕事もそうかもしれませんが、私たち資格者としての仕事は、資格を取ることももちろん大切ですが、その先実際にいろいろな案件を「経験」をすることで成長し、お客様に提供できることも増え、その質も上がっていきます。

「ゆびすい」は声を上げればチャレンジできる風土がありますので、この先もし「ゆびすい」で一緒に働かせていただくことがあれば、ぜひ色々なことに臆することなく挑戦し、経験することを大切にしていただきたいと思います。