いよいよ3月に入り、年度末理事会の時期がやってきました。
この時期の主テーマは予算(次年度又は補正)の作成になろうかと思います。
次年度予算を積算するにあたっては、その収入、経費について環境的な変化を把握する必要があります。
その中で介護保険施設については、介護労働者の待遇を改善させるため、4月より介護報酬が3%引き上げられることが昨年来より話題となり、ようやくその概要も明らかになりました。
一言で3%といっても、その実施事業の内容により3%近く増収となる事業所もあれば、そうでない事業所もあり、その増収額をいかに人件費に反映させるかは難しいところです。
また人件費に反映させるにあたり、給与規程等の労務に関する規程の改定が必要になるケースもあります。
そういうことから介護保険施設の担当者様は、予算書作成に加え内規の見直しも併せて行うとなると大変な負担かと思いますが、この機会に一度労務等の規程について見直しをされてみてはいかがでしょうか?
税理士
青砥 成孝