「知」の結集 ゆびすいコラム

2010.02.18

たばこ

昨年の税制改正により、平成22年度において、たばこ1箱につき約100円、値上げされることになりました。

1箱400円になるとすると、1日に1箱吸う場合、1月で12,000円、2箱吸うと24,000円の出費になります。愛煙家の方々にとっては、フトコロが寂しくなりますね。この値上げを期に、禁煙しようと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 一方、視点を変えてみますと、たばこ1本吸うごとに、約5分30秒ずつ寿命が縮まるといわれています。つまり、1日1箱を10年間吸い続けた場合は約9ヶ月、1日2箱を10年間だと約1年半、寿命が縮まることになります。もし、1日3箱を30年間吸っていたら、すでに7年弱も縮まっていることに… ある意味、値上げより恐ろしいですね。

しかし、愛煙家にとってみると、「そんな簡単に止められるものなら、とっくに止めている」「吸いたいのに我慢しているのは、逆にストレスで寿命が縮む」といった、あまり根拠のない言い訳をしてみたくなりますよね? 私もその愛煙家のひとりなのですが… (穴瀬素彦)