「知」の結集 ゆびすいコラム

2014.07.02

平成26年分路線価が発表されました!

国税庁より1日に平成26年分の路線価が発表されました。

路線価とは? 相続税等の申告での土地評価額を計算する際に使用する1㎡あたりの土地の評価額です。

所有している土地に面する道路ごとに1㎡あたりの値段が決められているというイメージです。(土地の形状や土地に接している道路の数等による変動がありますので、詳しくは専門家に相談しましょう。) なぜ国税庁が土地の評価額を発表しているのかというと、本来は土地の評価額は時価が一番良いのですが、時価を出すには専門家に依頼する費用であったり時間がかかってしまったりと、お金と手間のかかる作業になるため、このような評価額を設定しているのです。

どこで見られるの? 国税庁のHPにて過去6年分とともに掲載されていますので、以前の評価額と比べてみるのも良いでしょう。

路線価トップが、東京都中央区銀座5丁目銀座中央通りで、1平方メートル当たり2,360万円(対前年比9.7%増)と大幅に上昇しています。

上昇率トップが名古屋中村区名駅1丁目名駅通り(前年比10.0%増)となっています。

このような超一等地を所有されている方はごく少数かとは思いますが、アベノミクス効果もあってか今年は前年よりも評価が上昇した地域が多いようです。

路線価を確認されてふと相続税の不安がよぎった方は、是非ゆびすいにご相談頂ければと思います。

(毛利知弘)