ゆびすいが考える「カネ」の面での黒字化とは、「P/Lでの黒字化・事業計画の達成」です。
当然あらゆる組織で、企業体さまで常に全力で取り組んでいらっしゃることなので、「1年で間違いなく黒字にします!事業計画を間違いなく達成します!」というウソのお約束はできません。
お役に立てない可能性があるのも事実ですが、ビジネスの専門家として、ゆびすいが魔法をかける、お役に立てる可能性が大いにあることも事実であると考えております。
「カネ」の面での黒字化は、収入からのアプローチと支出面でのアプローチに分かれます。また市場の成熟度によって取るべき戦略は変わります。例えば市場が成長期にあるならば、コストの抑制施策をとるよりも、売上増加施策に力を入れて、市場内でのシェアを取りに行くべきです。逆に市場が成熟・衰退期にあるならば、レッドオーシャンでの過度な売上競争よりもコストカットアプローチを取るべきケースもあります。
(※:あくまで一般論であり、1社1社ごとの外部環境によります。)
各社ごとに方法は当然異なりますが、「社長様が経営戦略を考える時間を作る」ために、一度私共と膝を突き合わせてお話をさせていただけませんでしょうか。
ゆびすいが事業計画の黒字化(達成)をミッションとして与えられた際に気を配るポイントは、まずは、単年度事業計画=売上・利益計画となっていないか?ということです。
特に事業計画=売上計画となってしまい、目先の売上だけを追い求めると、3~5年後の長期的な売上に大きな悪影響を及ぼします。事業計画は目先の売上と長期的な売上の2つのバランスを意識して作成して下さい。
次に、計画達成の為のポイントです。
計画を達成する為には、「計画を低く設定すること」が非常に重要になります。
何を馬鹿な事を言っているのかと怒られるかもしれませんが、これは非常に重要なポイントです。
中小企業さまで良くお見かけする事例として、市場状況が厳しいにも関わらず、「昨対110%や105%」の計画目標を掲げて、3年も5年も未達が続いているという状況です。
これが起こってしまうと、営業マンさんが「目標を追いかけなくなってしまいます。」そして、社内の営業さんから「今年は計画の90%達成したから十分だろう。」「計画対比は95%ですが昨年対比は103%です(^◇^)」といった声が聞こえてきてしまうのです。
言うまでもないことですが、これは非常に悪い傾向です。
営業マンの売上は、金額でなく、昨対でなく「計画対比」で見ることが非常に重要ですし、「計画は達成しなくても仕方ない」ではなく「計画は当然達成するものなのだ」という勝ち組のマインドを持ってもらうことが重要になるのです。
人間が努力をするのは、「頑張れば達成できそうな目標を達成する時」です。(エクステンションゾーンと言います)
計画目標をこのゾーンに設定しなければ、
頑張っても無理だろう → 諦める
これならクリアできるだろう → サボる
という組織にとっても、営業マンさんにとっても不幸な事柄が起こってしまうのです。