ビジネス百科のブログも今年最後となりました。12月は何かと忙しいですね… 相続関係の話題が続いておりますので最後も相続関係でしめたいと思います。
表題にも書いておりますが、エンディングノートについてです。最近「エンディングノート」「終活」など耳にすることが多くなってきたように思います。
エンディングノートとは直訳すると「最後の覚え書き」です。万が一の時に備えて、残された家族に対して自分の意思を伝えるものです。法的根拠はないので自由に書くことができます。
一方、遺言書は、自分に万が一のことがあった時に、自分の財産をどうするのか意思を書き残しておくものです。こちらは法的根拠があります。
最初から遺言書を書こうというのはなかなかとっつきにくい部分があるかと思います。まずはエンディングノートからいかがでしょう。
とりあえず「書く」ということが大事です。内容は自由で、後日気軽に変更も訂正もできます。
具体的な「書く」内容としましては… 自己紹介、介護について、延命治療について、葬儀について、お墓について、家系図、財産について、遺言について…その他幅広い項目自由に書いてけっこうです。
将来の相続税の事前準備の一つとしてまずエンディングノートを作成してみるというのもいいのではないでしょうか。