2023.04.10
2022.04.07
2021.08.05
2017.09.29
SWOT分析をご存知ですか?
SWOT分析とは、「組織における内部環境と外部環境を分析し、今後の方向性や戦略を立案する際に用いる経営手法」で、S…強み(Strengths) W…弱み(Weaknesses) O…機会(Opportunities) T…脅威(Threats)の頭文字をとったものです。
こんな話をすると「学校経営でも使えるの?」「学校は子どもを育てる場所なんだから戦略とかいらないよ」という声が聞こえてきそうですが、「貴校(園)の売りは何ですか?」と聞かれて経営者や教職員が即答できる学校は少ないように思います。
では、売りを打ち出せない学校はどうなるのか?少子化が進み生徒(園児)数が減少し、廃校(園)する学校が公立・私立を問わず急増していることは、他人事ではなくなるかもしれません。
ここで、著者がコンサルティングをさせて頂いている幼稚園の事例をご紹介します。その園では「絵本の読み聞かせを毎日行う」「育児担当制により園児と職員間の愛着を育む」などの明確な売りを打ち出すことで、地域でも注目の園となり、園長への講演依頼が殺到したり、他府県から同業団体が見学にくるなどの成功をおさめています。
この事例を聞いて「なんだ、売りってそんなことでいいのか」と思っていただけたかと思います。自校が大切にしていて、保護者や地域から共感を得られるものを見つけ出し、それを外部にアピールするだけでいいんです。SWOT分析はそれを見つけ出すための手段なのです。
SWOT分析を行うメリットは、①自校(園)の良さや問題点が明確になり、教職員間で共通認識がもてる、②保護者や地域へ売りを伝えやすくなる、③売りに共感した教職員を採用でき、離職防止につながる、などが挙がります。やらない手はないでしょう。
5、強み、弱み、機会、脅威を組み合わせ、目指すべき方向性をまとめる
【脅威】 ・近隣に大規模なこども園ができた ・保護者の要求が多様化
【弱み×脅威】⇒歴史ある園舎の良さを残しつつも改修により安全性を確保し、設備面で他園に劣らない園舎を維持する。
ほら、方向性が見えてきたのではないでしょうか?
中小企業診断士 岸田 成弘
2017.05.02
知人の人脈など、様々な方法があります。
面接時に見極めたいところです。
応募者の過去を材料にして判断するのが1番です。
②生きてきた中での一番の失敗体験とその要因
(成功・失敗体験がこれまでの人生で全くないというのは問題ですが・・・)
②失敗体験の要因に自責の考えが含まれているか
①は協調性、②は内省して学び続ける重要さを持っているかが判断できます。
「最近の好奇心と問題意識は?」など。
新たな発見があるかもしれません。
中小企業診断士 石田 竜佑
2016.02.01
2015.07.06
2014.10.23
2014.05.22
2014.02.25