「知」の結集 ゆびすいコラム

2021.12.09

保育業界の人材不足にお困りの方へ、元就活生の視点から。

 最近、幼稚園や保育園のお客様から、教職員の採用に関するお悩みの声をよく耳にします。実際に、令和3年度の厚生労働省の統計によると、保育士の有効求人倍率は2.29倍となり、これは全職種平均の1.11倍と比べると高水準です。今回は、入社1年目の私が就活を振り返り「就活生を惹きつけながらミスマッチを減らすコツ」を考えてみました。あくまで個人の意見となりますが、採用のお悩みに対するちょっとしたヒントになれば幸いです。
 
1.就職活動の振り返り:実際に働く人の声を重視
 就活生は、説明会やインターネットで情報を集めますが、それだけでは本当に知りたいことは得られません。私自身、業界を問わず30社以上の企業を検討した上でゆびすいを第一志望に決めましたが、その際に役立ったものを3つご紹介します。
インターン(職業体験)制度
 ゆびすいではインターン制度を採用しています。インターンに参加し入社後の仕事内容や一緒に働く人たちを知ることで、自分がゆびすいで働く姿をイメージできました。また、その時出会った先輩たちのあたたかさや真摯さに惹かれ入社を決めました。就業体験は、採用側も入社する人材がどんな人かを知ることができ、自園に合うかどうかを見極める良い機会になるのではないでしょうか。
 
オンラインや対面での質問会や先輩紹介
  入社前に不安をいかに解消できるかは大事です。私はZoomの活用などで、若手の先輩を紹介してもらったり、質問に全て答えてもらうことで不安を解消しました。これにより入社後のギャップをほぼ感じることなく、現在も職場環境や業務内容に満足しています。このように、事前に就活生の不安や疑問を解消したうえで採用すると入社後の早期退職を防ぐことは、採用側にとっても大きなメリットがあります。
 
SNSの活用
 ゆびすいはインスタグラムやツイッターなどのSNSも積極的に活用しています。インターンや対面質問会は今のコロナ禍では開催が難しいかもしれませんが、SNSはやり方次第で場所や時間を選びません。
写真や動画でありのままの姿を伝えられるインスタグラムはおすすめです。就活生の頃、ゆびすいのインスタグラムに登場する先輩の写真や飾らない文章から雰囲気の良さを感じ、更に志望度が増したことを覚えています。ゆびすいのインスタグラムは若手社員が運営しており、実際に入社して感じているゆびすいの自由さや働きやすさを本音で投稿しています。最近では、ゆびすいを志望する方から「インスタグラムを見て“この会社に入って頑張りたい”と試験勉強の励みにしていた」というお声もいただけました。
 
2.まとめ
 以上3つが私の考える「就活生を惹きつけながらミスマッチを減らすコツ」です。あくまで個人の意見であることをご承知の上で、採用活動のちょっとしたヒントになれば幸いです。採用される皆さんにとっても、就活生にとっても、良いご縁がありますよう心からお祈り申し上げます。
 
※厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」令和3年7月時点 
 
京都事業部 林優花
 

 

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