税務研究会というところが「税金川柳」を一般に募集し、その
入選作品が公表されています。
最優秀作品は、
「三が五に 四の五の言って 五を七へ」
言うまでもなく、消費税の税率についての議論です。近い将来の税率アップは避けては通れないところです。
入賞作品にこんなのもあります。
「条文を 理解したとき 廃止され」
税金の法律は、なんと1年で廃止になってしまうようなものもあります。特に証券税制などは複雑でめまぐるしく改正されます。実は私も次の川柳を応募していました。
「覚えたと 思う間もない 証券税制」
う?ん、惜しかった、といってみても負け惜しみにもなりませんが…
やはり時流を反映して消費税や景気に対するものが多かったようです。
「今はいい その国債は 誰返す」
「税金で 救った銀行 貸し渋り」
私も中小企業の厳しい実態をみて次の川柳を応募していたのでした。
「わが社では 社長が毎年 資本注入」
中小企業の社長が、資金繰難から個人的資金を会社の運転資金に回さざるを得ない状況を考えてみたのですが。
ん、待てよ。
これは税金川柳ではありませんね(笑)
これじゃ入賞するはずもなく…
(税理士:白井一馬)