「知」の結集 ゆびすいコラム
2009.06.17
ヒット商品
この不況の中、売れる商品と売れない商品との差が鮮明になっているようです。
売れている商品の傾向は主に2つです。
1、安い
2、付加価値がある
不景気で節約傾向にあるので、安いものはよく売れるみたいです。
・減税の対象にもなったエコカー。
・980円のジーンズ。
・プライベートブランドの商品 などです。
企業を見ても、今年伸びている企業は低価格をウリにしている企業が多いです。低価格の衣料品店、外食店などです。アウトレットモールの数もどんどん増えているようです。安いことを武器に勢いを増してきています。
また、お金を出しても欲しいと思わせる機能を持つ商品も、売れ行きはいいようです。
この不景気の中でも、10万円前後の化粧品が売り上げを伸ばしているというのが、代表的な例ではないでしょうか。
最近では、履いて歩くだけでやせる下着など、健康志向を意識した商品もあります。
また、どんどん暑くなってきた今、シャツの汗ジミなどが気になりますが、シミにならないシャツなどもあります。
それから、飼い主もペットも両方食べられるペットフードというのもあるみたいなので、ペット好きの人に人気みたいです。
色々な市場を意識して、特徴的な商品が多いですね。
無駄遣いせず、欲しいものだけを買う人が多いので、こういう人たちを満足させる商品を開発するのが、ヒット商品を作るということなのでしょうか。
(上田純也)