サブプライムショックから1年。ここにきて、ゴールドマン・サックスが4月?6月期に6千億円の賞与財源を引き当てたことが判明。社員一人当たり2千万円に上ります。さらには金融危機の原因といわれる債権担保証券がすでに新商品として売り込まれているといいます。
オイオイ。懲りたはずじゃなかったのかよ、といいたいところですが、考えてみれば、この懲りないエネルギーが人類を発展させてきたのは事実。
大航海時代の冒険や空を飛ぶなんてのは、懲りないどころか頭のネジが数本は飛んでいないとできない。
グローバル化と金融規制のありようなんていうのは、議論すべき大事なことですが、この懲りない人達というのも見方を変えれば人間の頼もしさともいえなくもないのでは。
(税理士:白井一馬)