コンサルタントの竹田陽一氏の有名なランチェスター経営方式というのがあります。
先日、竹田氏の講演会に参加しました。
そのときの要旨の抜粋です。
小規模企業向けの講演でした。
なるほどと思わせる、講演会でした。
講演の要旨。
成果主義の導入は間違い。成果をあげる方法を作るのが社長の仕事です。
移動時間を減らし、地域に集中。営業マン一人の営業所をいくつも作るのは危険です。
経営の目的は「利益の追求」ではありません。倒産しているのは利益を追求した会社です。経営の目的は商品、地域、客層の1位作りです。
どんな小規模な部分でもいいので、なにかで1位になる。市場を細分化してみれば何かあるはずです。
1位作りにかかる時間は。開発に2年?5年。製品化に5年?7年。地域つくりに7年。
ライバルとの力関係は、2乗比で考える必要があります。
1位企業:2位企業=10:7 であれば、力関係は 100:49 になってしまいます。
年間60万円の費用と60日は学習に。
設備投資の必要な事業でない限りBSと資金繰よりもPL重視でいくべきです。
(税理士:白井一馬)