金融機関などでは、総合職と一般職と分けて採用することが多くて、キャリアを積む総合職と社内で事務処理をする一般職というのが一般的です。
今までは一般職は女性が就く職種だと考えられていましたが、最近は男子学生も興味があるようです。
一般職を希望する一番の理由は転勤がないからだそうです。
実家から通えるように、近くの会社を選ぶというケースが多いそうです。
また、一般職を希望する男性は、従来は派遣に登録するケースが多かったみたいです。
しかし、近年は派遣切りなどが話題になり、派遣は不安定だとする考えから、一般職を希望するようです。
会社としても、一般職に男子学生が希望することは想定していないので、困惑しているのが現状みたいですね。
今後、一般職の男性が増える時代が来てもおかしくはなさそうです。
それから、最近では「就職家庭教師」という仕事があるそうです。
エントリーシートの書き方や面接の方法だどを教えるのが仕事みたいです。
こういう仕事が誕生したのも、今の厳しい雇用環境を反映していることは確実でしょう。
雇用環境の悪化が、企業の採用活動に影響を与えることも多そうです。
競争力の乏しい学生が多いと言われますが、それも関係しているのかもしれませんね。
(上田純也)