「知」の結集 ゆびすいコラム

2011.07.14

寄付金に対する新しい控除制度の導入

寄付金に対する門戸を広げるため、 新しい寄付金控除制度が創設されました。

従来からの所得控除方式との選択で、 税額控除方式の控除制度を採用することができます。

税額控除額は、(寄付金の額ー2000苑)×50% です。

注:50%には住民税10%が含まれます。

控除限度額は年間所得税額の25%を限度とします。

寄付をした人には手厚い扱いとなりましたね。

ただし、この制度の適用を受けるためには、 寄付を受ける側(公益財団・社団、学校法人、 社会福祉法人、認定NPO法人等)がパブリック サポートテストと同様の情報公開要件を満たして いないといけません。

この控除制度の適用を受けるには、 寄付の領収書と要件を満たしている証明書の 添付が必要になりますので、寄付を受ける法人 に確認しておいたほうがいいと思います。

(辻本 匡範)