円安問題、消費税の増税、年金問題と不安が募るばかりの日本の経済ですが、何も不況の煽りを受けるのは企業だけではありません。
日本経済の動向も気にはなりますが、1番気になるのは我が家の経済事情です。日々の生活費、住宅ローン、子供の教育費、老後の生活費とお金が必要なことは沢山あります。
そんな中で、日々の生活をお小遣い制度のもと過ごしているサラリーマンは少なくないでしょう。某企業が行った20代~50代のサラリーマンを対象とした「サラリーマンのお小遣い事情調査」によると、2012年のお小遣いの月額平均は39,000円。
実は金額だけでみると前年比3,000円ほどの増額になっているのです。しかし一方で、お金への意識はシビアなままで、サラリーマンの方々もお小遣いが増えてはいるものの使わないで我慢しようという傾向が強く、昼食代日額平均500円は以前と変わらず、飲み代一回当たり平均は2,860円と大幅な減額になっているそうです。いつ何時何が起こるか分からない不安はサラリーマンの方々のお小遣いの使い道にも影響しているようです。
それでもサラリーマンのお小遣いアップは5年ぶりの話です。
これは我々が最も身近で認識できる景気回復の兆しかもしれません。このまま日本経済の景気回復の兆しも見られるといいのですね。
(澤田)