「知」の結集 ゆびすいコラム

2015.04.01

エイプリルフール

先週末から気候も暖かくなり桜も開花し始め、ようやく春の訪れを感じるようになってきました。さて、今日は4月1日。多くの方々が新年度を迎え、新たな気持ちで様々なことに挑戦していこうとしているのではないでしょうか。

 そんな節目としての4月1日ですが、エイプリルフールでもあります。

 そういえば昨年の4月1日から消費税が5%から8%に増税されるという発表があったときも、これがエイプリルフールだったらいいのになぁと思ったのを覚えています。

 消費税に限らずいろいろな税制を見直して、国も財源の確保に日々努めているようですね。日本に限らず他国でも様々な税を検討しているみたいです。

 今日はエイプリルフールなので世界の嘘のような本当のような税金を調べてみると、 1)渋滞税(イギリス)…ロンドン市内に車を乗り入れるときに8ポンド支払う。

2)ポテトチップス税(ハンガリー)…肥満率の上昇を抑えるために導入。

3)炭酸飲料税(アメリカ)…肥満問題で導入を検討したが、炭酸飲料業界の反発で断念。

4)独身税(ブルガリア)…人口減少防止のために導入したが効果がなく廃止。

5)外食税(カナダ)…ドーナツを買う場合、5個以内なら外食とみなされ消費税がかかるが、6個以上だとその場では食べきれないとされ食料品扱いに。消費税はがかかる。

  などなど、変わった税制度が出てきました。

渋滞・肥満・少子化などどの国でも抱えている社会問題に税金という形で、国も対処しようとしているみたいです。そう考えると、嘘のような話も納得できてきますね。

日本でも過去に民主党が独身税を導入しようとしたり、現在ではエコカー減税の実施をしたりと、社会問題にも取組んでいます。今後どういった取組みがなされるか気になります。

(野田 悠葵)