「知」の結集 ゆびすいコラム

2015.04.05

《新社会人の皆さんへ「読書のすすめ」》

4月になり、街にはこの4月から新しく社会人となった若者達が目立つようになりました。

なぜかこの時期、新社会人は一目で新社会人と分かります。

これまでの学生生活から社会人へ変わることへの希望、情熱がそのようにさせているのでしょう。

しかし近年、新卒で採用した人が早い時期に退職してしまう・・・というようなご相談を受ける機会が増えました。

実際に社会人になってみると、理想と現実のギャップに悩み、自分自身を見失ってしまうことが原因のようです。

そこで、新社会人となる方へ「読書のすすめ」。

幅広く多くの本を読むことで、人としての価値観の形成が促されます。

「読書力」(著:斎藤孝)では 「読書の幅が狭いと、一つのものを絶対視するようになる。

教養があるということは、幅広い読書をし、総合的な判断を下すことができるということだ。

目の前の一つの神秘にすべて心を奪われ、冷静な判断ができなくなる者は、知性や教養があるとは言えない。」 と述べています。

最近では現代の倫理観の低下が危惧されていますが、幅広く色々な本に触れていけば、自然に倫理観が形成されていきます。

新人研修時に良書を薦めてみてはいかがでしょうか? 新社会人におすすめの本 「入社1年目の教科書」 ダイヤモンド社(岩瀬大輔) 「学問のすすめ」岩波文庫(福沢諭吉) 「男の作法」新潮文庫(池波正太郎) 「下町ロケット」小学館文庫(池井戸潤) 中小企業診断士 岩瀬 学