「知」の結集 ゆびすいコラム

2016.08.09

オリンピック報奨金

皆様、連夜のメダルラッシュで寝不足気味になってはいませんか?
私は早くも寝不足気味で、この記事もうつらうつらで書いております。

さて、日本の選手が金メダルをとると、財団法人日本オリンピック委員会(JOC)から報奨金が支払われるのはご存知でしょうか。
金額は、金が300万円、銀が200万円、銅が100万円です。

このJOCからの報奨金は所得税法上、非課税となっております。つまり、税金がかかりません。
(所得税法9条1項14号)

そもそもこの規定は、バルセロナオリンピックで当時中学生だった岩崎恭子選手に所得税が課税されたことが発端となり創設されました。
オリンピック報奨金の他にも、ノーベル賞や国民栄誉賞、文化功労章の賞金も非課税となっています。
オリンピックは始まったばかりでこれから沢山のメダルの獲得が期待できます。

私の寝不足もまだまだ続きそうです・・・。

天谷 翔

 

税 金