この8月(2018年)8月より、所得の高い高齢者において下記の引き上げが行われます。
*医療保険の高額療養費自己負担限度額
*介護保険の自己負担割合
その中でも、高額療養費については、70歳以上の高齢者における自己負担額上限額が、2017年8月に1段階引き上げられ、今年8月にもう1段階引き上げられることになりました。今回は、現役並み所得区分を細分化した上で限度額を引き上げ、一般区分についても外来上限額を引き上げました。
表で赤く囲っている区分の方については、「限度額適用認定証」を窓口へ提出することで、自己負担限度額までの支払いとなります。提出しなくても後から払い戻されますが、一時的な支払いを避けたい方は交付申請を検討してみてはいかがでしょうか。
税理士・医業経営コンサルタント 矢部恭章