「知」の結集 ゆびすいコラム

2018.10.22

コンビニエンスストアでの購入

先日、安倍首相より、消費税を8%から10%に引き上げる旨の表明がなされました。
8%に比べると、計算がしやすいなんていうメリットはありますが、個人的には…家計に与える影響は大きくなるかなと思ます。
 
消費税の増税で大きく注目を集めているのが軽減税率制度についてだと思います。
テレビなどでも大きくクローズアップされていますが、軽減税率とは、標準税率の10%ではなく、対象品目のみ8%とすることです。対象商品は、飲食料品や週2回以上発行される新聞(定期購読)です。
 
ただし、飲食料品といえどもすべてが軽減税率対象というわけではありません。 
飲食料品のうち、外食やお酒などは対象外となり10%が課税されます。
 
ここで、コンビニに話をうつします。
コンビニには、食料品だけでなく日用品なども販売しています。
もちろんですが、日用品は食料品ではないため10%となります。
ここで、別れ目になるのが購入した食料品をどこで食べるか、という点です。
購入した食料品を持って帰る場合は8%になりますが、コンビニ内のイートインコーナーで食べると10%となります。
コンビニでは、持ち帰るか店内で食べるか聞き、判断していくことになります。 
もしくは、イートインコーナーを「休憩施設」とし『飲食禁止』の掲示をすることで、すべての飲食料品を軽減税率適用とすることになっています。
 
購入者としては、「持って帰ろうと思っていても、イートインが空いていたから、座って食べようか。」などと、心変わりをすることもあると思いますが、そこまでは、なかなか追及できないと思われます。
これ以上はモラルの問題になるのでしょうね。
今後の対応に注目です。
 
大前 ひとみ
 
 
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