「知」の結集 ゆびすいコラム

2019.03.19

ホワイトデーとふるさと納税 改正(お返しの気持ち)

3月14日は、ホワイトデーでしたね。
3倍返しという言葉が昔からございますように、ホワイトデーは、バレンタインデーのお返しをする日というのは有名ですが、税務の世界でもお返しで有名な制度がございます。
ご存知の方も多いかと思いますが、「ふるさと納税制度」というものです。
ふるさと納税制度では、寄附先の自治体から、寄附のお返しとして「返礼品」を頂けます。最近では、この返礼品に大きな差をつけることで、寄附を募る自治体もございます。3倍とはいきませんが、返戻率50%というものもございます。
もともと、この制度ができるきっかけとしては、昔お世話になった故郷又は応援したい地域へ、寄附する制度を作ろうというものでした。
しかし、現在では、返礼品を目的にする寄附行動や、寄附金獲得のための自治体間での返戻品競争が行われております。
この過熱した返礼品競争の現状に、今回の2019年税制改正においてメスが入りました。
改正内容としましては、下記2点となります。
①返礼品の調達額は寄附額の3割以下
②返礼品は地場産品であること
その結果、上記基準を満たした自治体に寄附した場合にのみ、ふるさと納税の特例が適用されることになります。
(2019年6月1日より適用されます。)
 
改正は入りましたが、寄附額のうち2,000円を越える部分について、所得税と住民税から原則として全額が控除される(一定の上限はあります。)とという内容は、従来と変わりません。そのため、2019年も活用の機会はあると考えます。
私も、2019年は、返礼品目的だけではなく、ふるさとである福井県にも寄附しようと思っております。
 
大阪事業部 佐々木 寿裕
 
 
税 金