「知」の結集 ゆびすいコラム

2019.06.10

公益法人:決算後の処理

公益法人の皆様におかれましては、平成30年度決算業務、及び関連する理事会、評議員会等が順次終了しておられることと、ご推察いたします。
 
また、法人事務局・会計責任者等の皆様は、「ひとまずは5月の“ヤマ”を超えて、一息付くことが出来る・・」タイミングでもありますが、もう一息、次のような作業を開始する時期ともなります。
 
(公益社団法人・公益財団法人の皆様)
・定期提出物である「事業報告等に係る提出書類」の作成及び提出(6月末まで)等
 
(移行一般社団法人・移行一般財団法人の皆様)
・「公益目的支出計画実施報告書等」の作成及び提出(6月末まで)等
 
(社会福祉法人の皆様)
・計算書類、その他所轄庁ごとの規定書類の提出
・資産総額変更登記(6月末まで)
・(本年度は全ての社会福祉法人で、役員改選(重任含む)が必要です。)
・WAM NETを通じた「現況報告書」の作成及び提出(6月末まで)等
 
(学校法人)
・計算書類、その他所轄庁ごとの規定書類の提出
・寄附行為で会計年度終了後3カ月以内と規定している場合、資産総額変更登記(6月末まで)
 (但し、寄附行為上、会計年度終了後2カ月以内と規定している場合は、5月末までとなります。)
 
また、全ての法人様に共通する内容として、
・前年度決算を受け、当年度予算の見直しをお願い致します。場合によっては、補正予算の編成を検討して下さい。特に「勘定科目」については、決算一連の作業を通じて、計上科目に変更が生じた場合等もございますので、再度ご確認下さい。
・当年度の決算スケジュール等をレビューし、当年度以降の月次作業、及び決算作業や予算編成をよりスムーズに実施できるよう、ご検討下さい。
 
なお、上記の所轄庁提出書類の作成や提出に関しまして、ご不明・ご不安な内容がございましたら、お気軽に当ゆびすいグループにお声掛け下さい。専門のスタッフが対応いたします。
 
 
京都事業部 泉岡伸也
 
 
教育・福祉事業