「知」の結集 ゆびすいコラム

2019.07.17

修正申告

今年も半年が過ぎましたが、上半期の話題として、芸人さんと有名女優さんの結婚が記憶に残っている方も多いと思います。
そして、もう一つ芸人さんに関わる話題として大きく報じられたのが闇営業問題でしたが、そこで税金に関わることも問題となりました。
税金の修正申告の問題です。
 
個人の方が確定申告をしていた場合、その確定申告書に記載した納付税額に不足があるときや、還付税額が過大であったとき等の場合、修正申告をしなければなりません。
修正申告は、税務署から税額の誤りを指摘されるまでは、自主的に提出することができます。
この場合、延滞税と過少申告加算税という、いわゆる罰金のような税金を払う必要がありますが、過少申告加算税については、税務署から指摘を受けた後に修正申告をして納付する場合より、税率が低くされています。
 
今回の騒動では、当初お金はもらっていないとコメントされていましたが、その後、報酬を受け取っていたことがわかり、その額がかなりの金額になっている人もいました。
自主的に修正申告をすることで、脱税という違法行為を犯さずにすみました。
 
社会的地位のある方には特に、社会の模範となってもらい、正しい納税意識を広めて頂きたいと思います。
 
確定申告の内容で間違いに気付いた時は、修正申告をして、正しい税額を納めましょう。
 
京都支店 水口
 
 
税 金