いよいよ個人所得税の確定申告時期がやってきました。
確定申告とは無縁だった会社員の方でも、ふるさと納税の普及により確定申告が必要になった方も多いのではないでしょうか。
私も、毎年この時期になると、ふるさと納税の「寄附金の受領書」を自宅の引き出しから探しだして、すべて揃っているのか確認のしようもなく、見つけられた「寄附金の受領書」だけで申告を行っています。
そんな中、2021年分の申告からは、特定のふるさと納税ポータルサイトが発行する年間の寄附金額が記載された「寄附金控除に関する証明書」の添付でも寄附金控除が認められます。
この方法で申告を行うと、寄附金控除の申告漏れ防止にもつながるのでおすすめです。
さらに、e-taxによる申告では、ふるさと納税をしたポータルサイトから寄附金控除に関する証明書をアップロードすることでオンラインで手続きを完結することも可能です。
コロナ渦が続く中、税務署でも確定申告時期は混雑が予想されるので、簡素化した方法で申告を済ませられることをおすすめします。
大阪事業部 森山 享亮