「知」の結集 ゆびすいコラム

ふるさと納税、ワンストップ特例をしたから安心?

年末が近づき、ふるさと納税を検討されている方も多いのではないでしょうか。

ふるさと納税には、一定の要件を満たせば確定申告をせずに控除を受けられる「ワンストップ特例」という便利な制度があります。

しかし、ここで注意したいことがあります。

「ワンストップ特例を申請したから、ふるさと納税の手続きは終わり」と思っていたものの、その後、医療費控除を受けるために確定申告をすることになった――。このような場合、ワンストップ特例の申請は無効となります。

そのため、確定申告をする際には、ワンストップ特例を申請した分も含めて、その年に行ったすべてのふるさと納税を「寄附金控除として申告する必要があります。

これは医療費控除に限りません。例えば、住宅ローン控除を初めて受ける場合など、何らかの理由で確定申告をする場合も同様です。

国税庁も、確定申告の際にふるさと納税を申告し忘れるケースを「誤りの多い事例」として注意喚起しています。

せっかく行ったふるさと納税。控除をきちんと受けるためにも、「ワンストップ特例を申請したか」だけでなく、「その後、確定申告をすることになっていないか」も確認してみてください。

年末を迎える前に、今年のふるさと納税と確定申告の予定を一度整理しておきましょう。
 

2026.9.24

税理士法人ゆびすい 堺事業部

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