「知」の結集 ゆびすいコラム

2009.01.14

資金繰りの方法

最近の資金繰りの問題について、ひとつ。

中小企業の場合、銀行に融資を願い出ても、簡単には貸してもらえません。不動産や担保がないと受け付けてくれない銀行がまだまだ大多数を占めています。

だからと言って銀行より審査が緩く、無担保でも融資してくれる金融機関で借りてしまうと高金利になり、利息だけで大変になり逆に資金繰りが圧迫されてしまいます。

そこで、地方自治体の制度融資をオススメします。これは、地方自治体が地域の中小企業者に対し、経営の安定化を目的に資金の融資を行うもので、銀行よりも低金利で借り入れることが出来たり、信用保証協会が保証人になってくれて、借り入れることが出来たりします。

ただ、事業計画書が必要だったり、提出書類の作成が難しかったりといった面倒な手間で、二の足を踏んでいる社長さんも多いのでは・・・。

でも、そんなことを言っている場合ではありません。企業が存続するかどうかの瀬戸際です。

助成金や補助金、制度融資を利用しようと思ったら、まず自治体もしくは、専門家に相談されて見てはいかがでしょう。使える制度があるかもしれません・・・。