「会社標本調査」とは、国税庁が税務行政の運営等の基礎資料とするために、法人企業から提出された申告書をもとに、数値分析を行っている公開資料です。
このほど平成19年度の調査結果が
国税庁のHPで公開されました。
この統計資料は約260万社の申告資料に基づくもので、「資本金額別」や「業種別」に分類して統計を行っているため、中小企業にとっても他社比較を行う上で一つの参考資料になることは間違いありません。
今回公表された資料は平成19年度のものですので、経済状況が激動している現在のイメージとは少し違う部分もあるかもしれませんが、次回からこの統計調査をみなさんと少し見ていきたいと思います。
(税理士:中芝康仁)