「知」の結集 ゆびすいコラム

2009.05.07

税理士としての個性

今日は、私の税理士としての信念といいますか、日々考え続けていることの一つをこっそりとつぶいやいてみます。

税理士となって以来、たくさんの税理士の諸先輩方を見てきましたが、この人のような税理士になりたい、と思ったことは実はなかったりします。もちろんライバル視することもありません。リスペクトすることはほぼ毎日のようにありますが。

激動する時代の中、お客様に対して自分にしかできないことは何か?そういうことを考えているうちに自分にとっての「個性」を追い求めるようになりました。

私にとっての座右の銘は、「模倣は創造のマザー」

自分らしさを磨く上で、他人のいいところを真似ることは不可欠だと思ってます。自分はこう思う、税理士はこうあるべき、といった確固とした信念は持たないようにしています。そして「嫌いなコト、モノ、ヒト」は極力持たないように心がけています。

『柔軟であり続けること』、それが個性を磨くためには絶対に欠かせない。そう信じています。

私の仕事に対して、お客様が心から満足していただき、そして、「先生って変わってますね」、ともし言われるなら、それは私にとって最大の褒め言葉?となるかもしれません。

といいながら、コミュニケーション能力一つをとっても、まだまだ未熟なところが本当に多々あります。日々知識を磨くことは税理士として当然のことですが、それと同時に、「自分らしさ」をこれからも日々追い求めていきたい、と思っています。

(税理士:中芝康仁)