「知」の結集 ゆびすいコラム

2023.07.06

税金の支払いを銀行でしてますか?

最近、お客様から「近くの銀行の支店が閉店になってしまった」や「取引銀行で税金の支払受付が終了となってしまった」という話を聞くようになりました。今後、こういった銀行が増えていく事が予想されますよね。
 
ではこのような場合に、わざわざ遠くの銀行に行って手続きをしなければならないのでしょうか?
またこういった場合だけではなく、経理の人が足りていない、銀行に行く時間がとれないといった場合もどうしたらいいのでしょうか?
 
実は、税金の支払いには複数の方法が用意されており、自分にあった納付方法を選択できるようになっています。
 
① スマホアプリ納付
② コンビニ納付(QRコード)
③ クレジットカード納付
④ インターネットバンキングによる納付
⑤ ダイレクト納付
⑥ 銀行窓口で納付
⑦ 税務署や府税・市税の窓口で納付
 
このようにいろいろな支払い方法があります。
窓口に出向かず、税金の支払いができる方法を簡単に説明します。
 
① スマホアプリ納付は、スマホから専用サイトにアクセスし、利用したい「〇〇pay」を選択し、税金を納める方法で、税額が30万円以下の場合に支払いができます。
 
② コンビニ納付は、「QRコード」が記載された納付書や、国税庁の専用サイトから自身で作成した「QRコード」をコンビニに持参し、税金を納める方法で、税額が30万円以下の場合に支払いができます。
 
③ クレジットカード納付は、専用サイトでカード情報等の必要な情報を入力して税金を納める方法です。税額が1,000万円まで納付する事ができ、ポイントも貯まりますが、手数料がかかるので注意してください。
 
④ インターネットバンキングによる納付は、ご利用中のインターネットバンキングに利用者識別番号・納税用確認番号等の必要な情報を入力し、税金を納める方法です。
 
⑤ ダイレクト納付は税務署と銀行に届出を提出し、承認されれば、パソコンからe-TaxやeLTAXのサイトにログインし税金を納める方法、支払日を指定して税金を支払う事ができます。
 
どの方法も一長一短なので、これが一番良いという事はありません。ご自身にあった支払方法を選択していただいたら良いのではないでしょうか。
 
京都支店 村尾真由美
 
 
税 金