「知」の結集 ゆびすいコラム

2009.12.22

新たな学習形態

近年、ビジネスをするうえで、専門的な知識だけではなく、パソコンや語学力が不可欠だといわれています。確かに、情報はパソコンで管理し、国際化する企業が増え、今後も一層そのような社会になるように思います。しかし、語学力を上げるのは難しく、労力もいります。海外留学に行くこともめずらしくなくなりましたが、費用も時間も多くかかってしまいます。

そんな中、家庭で勉強できるように、このような商品もあるみたいです。

パソコンに挿入して使うUSBがありますが、これが新たな英語教材ソフトです。USBには、映画が入っており、パソコンに挿入することで視聴できます。

パソコンで見るだけならば、DVDでもいいのですが、このUSBには学習用に機能が備わっています。それは、「簡単にセリフを繰り返し聞ける機能」です。

DVDではいちいち聞きたい場所まで巻き戻しをして、再生しなければなりませんでした。しかし、USBでは、セリフ単位で映画を区切っているため、キーボードを打つだけで簡単に聞きたいセリフを繰り返し聞けるのです。

他にも、字幕の英単語をクリックするだけで、単語の意味がわかったり、セリフの穴埋め問題ができたりする機能もあるみたいです。

語学の勉強で、映画を使うのはメジャーな方法です。文法とは違う会話での表現や聞き取りの練習をするには、いい材料なのです。そのときに大事なのは、繰り返し聞いて慣れることです。映画を見て、勉強している学校も多いのではないでしょうか。

映画となれば、英語の授業を受けているという感覚もなく、楽しく勉強できるのではないでしょうか。また、USBは持ち運びが便利ですし、パソコンがあればどこでも見れます。新たな学習形態として、今後浸透していくかもしれませんね。

(上田 純也)