主に40代以降の方の悩みの種である「加齢臭」を防ぐ肌着が人気みたいです。
すでに店頭では、PBなども多く販売されているようです。
人気になるほど売れるということは、加齢臭を気にする方も多いということでしょう。
それでは、中高年の方を悩ませる加齢臭はなぜ発生するのでしょうか?
原因の1つは、有機化合物のノネナールといわれるものです。
皮膚から分泌される脂肪酸の1種が、酸化などしてノネナールが作られます。
そして、作られたノネナールが汗などと混ざることで、加齢臭を放ちます。
40代を過ぎると、脂肪酸の分泌量が増えるそうです。そのため、どうしても加齢臭が出やすくなります。
しかし、女性ホルモンには、脂肪酸の酸化を抑制させる働きがあるため、女性の加齢臭はも目立ちにくいようです。
加齢臭の発生原因はわかりましたが、どのようにして肌着で加齢臭を防ぐのでしょうか?
その方法は、2つです。
1、臭いの原因となる物質の発生を抑える。
2、発生した物質を吸着等して、消しとる。
つまり、肌着の素材に、臭いの原因となる物質を分解等する機能をつけているのです。
それによって、ノネナールなどの物質を分解等して、臭いを発生させないのです。
このような肌着は1枚4000円ほどします。
3枚1000円などの肌着が珍くないので、相当高額なことがわかります。
それでも人気なのは、このような商品に対するニーズが強いということでしょう。
最近では、ちょっと贅沢なビールやアイスなどの商品が人気だそうです。
肌着に対しても、同じことがいえるかもしれませんね。
(上田 純也)