日中は自分の体温を超える気温と、恐ろしい猛暑ですね。
さて、タイトルにも書きましたが、
熱いのは夏だけではありません。
今ETCの進化も熱いのです。
ETCといえば、高速道路の料金所ですよね。
ETCが普及してからは、渋滞の原因のひとつだった料金所も、
かなりスムーズに通行できるようになりました。
しかし、国土交通省はETCの進化版として、
2016年からはETC2.0を導入していくとしています。
ETC2.0では、高速道路の料金の決済にとどまりません。
全国約1600か所に設置されている
ITSスポットを使って集めた情報を元に
対応のカーナビに渋滞情報や安全情報の
最新情報を送ってくれるようになります。
単なる料金の精算システムから、
運転支援システムに進化するみたいですね。
実は、運転支援システムについては
すでに導入されていたのですが、
名前をETC2.0に変更して
今よりもっと普及させたいということですね。
そのために、
高速道路の割引サービスが検討されている点も注目したいです。
例えば、事故などによる渋滞を避けるため、
いったん一般道に降りて再び高速道路に乗ったり、
給油のために、いったん高速道路を降りても、
料金を追加せず、
高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金にする方針です。
他にも、
首都圏の高速道路を距離に応じた料金に統一することや、
入り口と出口が同じであれば、
異なるルートを経由しても料金を同一にした上で、
2020年までに渋滞が発生している首都高速道路をう回して、
別の環状線のルートを使った場合には
料金をさらに割り引く制度を導入する方針です。
やはり、
2020年のオリンピックに向けての
都心の渋滞解消が大きな課題のようですね。
ETC2.0の利用が広まるにつれ、
どんな風に生活が変わっていくのか注目していきたいです。
瀬川なつか